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淫蹂の号砲 普及版【hobe_0449】

1945年――ヨーロッパ。第二次世界大戦の末期である。フルトの親衛隊情報部所属【ディルク=ベルンシュタイン】少佐は、日ごとに濃くなる敗戦色に内心苛立ちを募らせていた。しかし同時に、この局面を覆す秘策を自身が持っている事に内心ほくそ笑んでもいた。戦果を挙げれば親衛隊内での地位向上・影響力拡大は間違いない。それどころかいずれはフルトの全権掌握も───。───だがその目論見は、思わぬ形で失敗する。完成間近の最終実験段階において装置は暴走、不可解な現象を引き起こしたのだ。気づけば少佐率いる部隊は研究施設ごと、見覚えのない山中へと移動していた。片腕とも呼べる研究者の口から、信じられない言葉が飛び出した。『少佐───ここは恐らく、異世界だ』半信半疑ながらもただちに周辺調査を行った結果、ここは童話のように奇妙な生物が徘徊し、魔法なる技術が存在し、人間たちはまるで中世のような鎧兜に身を包んで闊歩する世界だった───。 もっとみる 特集: つるみく特集
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大阪CRISIS 〜COMEBACK & COMES A NEW HEROINE〜【hobc_0300】

【大阪再開発事業局】───。それは大阪の発展と財政再建を担う、機関の組織の一つである。大半が脛に傷を持つ局員達で構成されており、その詳しい活動内容を知る者はきわめて少ない。局長である俺、【倉嶋蓮司(くらしまれんじ)】は時として、『黒幕』と呼ばれ、大阪機関を実質的に動かす『裏の顔』と言われていた。【再開発局】、あるいは【裏機関】などと呼ばれるこの組織は、大阪の再開発や破綻した財政再建を、手段を問わずに裏からサポートする、非合法的な合法組織だ。いわゆる犯罪に値する行為も辞さず、あらゆる手を使い任務を遂行し、都合の悪い事はすべて揉み消すのだ。様々な特権を持つ局長の俺は、普段ロクに出勤もせず、面倒なことから逃れてボロアパートで気楽に過ごしている。そんなある日――――俺の下に、大阪代表の柿本が使いを寄越した。『大阪の財政再建のため、一大歓楽街を作りたい』――。早い話『歓楽街で働かせるための素材のいい女を見繕い、奴●に仕立て上げて欲しい』という依頼だ。我が大阪の再建のためとあらば、断る理由などない。久々にやりがいのある仕事を得た喜びに、俺は不敵な笑みを浮かべていた―――。※本作は『大阪CRISIS〜姦楽街開発プロジェクト〜』に新ヒロイン『福麗華(フウリーファ)』を追加したものとなります。 もっとみる 特集: つるみく特集
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姦淫特急『満潮(みちしお)』Windows10対応版【hobc_0563】

『乗車した人が消える列車がある───』。そんな噂が、その手の話が大好きな人間達の間で近頃囁かれていた。大半の人間は、『昨今の都市伝説ブームにあやかって流布しているにすぎない』と一笑に付し、さして気にも留めなかった。だが───。───列車は、実在した───。特急『満潮(みちしお)』───。二十年以上も前から進められていたという、特殊なメス奴●を発掘、開発する計画───『特別性奴創造計画』。単なるメス奴●ではなく、飼い主が気を使わずとも主人のどんな要求にも応えられる、美しくも丈夫なメス奴●となる素質を持つ女を選抜し、育成する───そんな計画のために、巨額の富を費やして開発された列車だ。普段は、日本列島を縦断するという点以外は特に変わったこともない、しいて言えば速度よりも旅を楽しむことを目的として様々なサービスを充実させたというだけの、極普通の特急車両。だが二〜三ヶ月に一度、『満潮』は特定客に対してその本性を現す。特定客とは、つまり───美しく魅力的な『女性』だ。特定期間内にこの列車に乗り込み、選ばれてしまった女達は…列車を降りることを許されず、その肉体を欲望のままに貪られ、●辱され、精神を病むまで鬼畜外道な行為に晒されるのだ。そして生き残った女は、あらゆる外道な要求にも応えられる、最高のメス奴●となる───。この特急列車は、政財界の名立たる面々がスポンサーとなって開発された、特殊な肉奴●開発用のいわば調教専用列車だった。そして俺───『海堂 精治(かいどう せいじ)』は、裏社会のスポンサー共に選ばれた、この『満潮』の車掌だ。この『満潮』において、俺にはあらゆる権利が与えられている。女をどう扱おうと俺の自由であり、事が明るみに出さえしなければ、大抵のことは許されるのである。それだけ、俺の能力が買われているということだ───。───女を見繕い、磨き上げる能力が。そして───二ヵ月半ぶりに、特急『満潮』は本来の役割を果たすときがやってきた。車掌としての通常業務にも、そろそろウンザリし始めていたところだ。久々に燃え滾る想いを胸に秘め、俺は野望に満ちた笑みを浮かべた───。『 姦淫特急『満潮(みちしお)』 ― 悪夢の三週間 ― Windows10対応版 』はこちら『 姦淫特急『松葉(まつば)』 ― 肉欲のグルメ紀行 ― Windows10対応版 』はこちら もっとみる 特集: つるみく特集
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姦淫特急『松葉(まつば)』 ― 肉欲のグルメ紀行 ― Windows10対応版【hobc_0565】

特急【満潮】───。乗車した女性客が姿を消すことがあるらしい───そんな噂が都市伝説好きの人間達の間で囁かれたりもする、知る人ぞ知る列車である。日本を北から南へ縦断するこの特急列車は、二十年以上も前から進められていた、特殊なメス奴●を仕立て上げる計画───『特別性奴創造計画』の下に巨額の富を費やして開発された車両だった。単なるメス奴●ではなく、飼い主が気を使わずとも主人のどんな要求にも応えられる、美しくも丈夫なメス奴●となる素質を持つ女を選抜し、育成する───それがこの計画の概要である。素質のある女を生け捕りにして肉奴●に仕立て上げるための、罠としての働きと仕組み───。───それこそが、この『姦淫特急』と呼ばれる列車の真の姿だった。普段は他に類を見ない豪華で快適なサービスを提供するだけの、ただの寝台特急に過ぎないこの列車は、二〜三ヶ月に一度だけその正体を顕にして本来の業務を行う。あまりに行方不明者が出ると騒ぎになるからだ。だが近年は日本の環境も悪化の一途を辿り、家出や行方不明者なども連日のように出ている。加えて裏社会での特別性奴の需要も高まり、二〜三ヶ月に一度などと悠長に構えている状況ではなくなりつつあった。高まる需要に応え、安定した供給を図るためにはもっと頻繁に裏業務を行う必要がある。しかし【満潮】だけでそれを行うには少々目立ち過ぎる───。───そこで開発されたのが、夏の【満潮】に対して冬の裏業務を担当する、この新特急【松葉】である。【満潮】以上に洗練されたシステムとサービスで、より一層若い女を呼び込む罠列車。この新しい車両で、生け捕りにした女達を肉奴●に仕立て上げる車掌は───この俺、【海堂 精治(かいどう せいじ)】だ。【満潮】であれ【松葉】であれ、姦淫特急の車掌が勤まるのは『特別性奴創造計画』のため組織に作り出され、いまやその組織の中でトップの座に君臨するこの俺をおいて他にない。胸に秘めたる欲望を滾らせ、俺はまだ見ぬ新たな肉奴●との出会いに今日も心躍らせていた───。『 姦淫特急『満潮(みちしお)』Windows10対応版 』はこちら『 姦淫特急『満潮(みちしお)』 ― 悪夢の三週間 ― Windows10対応版 』はこちら もっとみる 特集: つるみく特集
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大阪AWAKING 普及版【hobc_0558】

姦楽街建設による ‘‘大阪再建プロジェクト’’ の導入から早2年──大阪の財政は見事に立て直され黒字に転じたものの、大阪代表・柿本透はこれ以上の経済成長の頭打ちを感じていた。「今の大阪は無駄が多い──せっかくの収益も、既得権益に群がる豚共のせいでダラダラと垂れ流されて理想的な経済効果が得られていない。それでも充分な成果と、連中は言うだろう。だがそれではダメだ── ただプラスに転じるだけではなく、この大阪を日本の二大首都と呼ばれる巨大都市に押し上げたい。東京に、並びたい──」日に日にその想いを募らせていた柿本は、自身を支持する者たちと新たなプロジェクトを発足させる。それが、‘‘大阪再編構想’’──細分化した市町村を再編して一から作り直し、行政上不要なものは排除して己の手で最も効率良く各自治体へ収益の分配を行う。ようするにこれは、改革である。しかし改革には抵抗勢力が付き物──既得権益にしがみつく連中の反応は想像に難くない。排除には、力を要する。「──再び、彼の力が必要だ。どんなことをしてもこの改革を推し進めるには、もう一人の自分とも言える存在────倉嶋蓮司の力が」柿本は強い意思をその瞳に漲らせ、電話を手に取った──。 もっとみる 特集: つるみく特集
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姦白宣言【hobc_0339】

───【園田財閥】。園田グループと呼ばれる一流企業が築き上げ、国内で五大財閥と謳われるほどまで成長を遂げた財閥の一つである。その園田財閥の総帥【園田栄一郎(そのだえいいちろう)】が危篤状態に陥ったという悲報が届いた。───いや、むしろ『吉報』といった方が俺にとっては正しい。現総帥が居なくなれば、その後継者が必要だ。つまり、財閥の実権を握り、地位・名誉・金の全てを手に入れる機会が到来したという事である。若輩でありながら園田財閥の理事にして、財閥内でも高い影響力を持つこの俺【藤堂晃(とうどうあきら)】が、総帥の座に着く時が来たのだ。「───組織内では既に後継者を選抜する動きがあります」【園田栄一郎】危篤の報を告げに駆けつけた俺の優秀な部下が、言葉を続けた。「ククッ───まだ存命中だというのに、不義理な連中だな」予測通りの動きに、思わず笑いが込み上げる。同時に、選抜の候補に名乗りを上げる者、それを担ぎ上げる者、それらの全てが手に取るように読めるというものだ。「おや、意外な言葉ですね…本心からですか?」珍しくも呆けた顔をする部下から、後継者候補のリストをまとめた書類を受け取った。「もちろんだ、総帥には世話になったからな───」数年前まで、俺は園田グループに属する企業の商社マンに過ぎなかった。無論、ただの商社マンのままで終わるつもりなどなく、ここを起点として上層部まで駆け上がるつもりだった。園田財閥には『才能を持つ者は取り入れ、財閥の力とする』という方針があり、どんなに顔が利く人物であれ、力無き者は財閥という組織から降り落とされてしまうのだ。逆を言えば、その方針こそが園田財閥を支える力であり、五大財閥と呼ばれるまで伸し上がるに至った理由である。徐々に上り詰めていく計画だったが、俺の才能が園田総帥の目に止まり高く評価された事で、異例の昇格を遂げていった。「総帥のおかげで、予定よりも早くこの椅子に座れたからな─── だが、そろそろ新しい椅子が欲しいと思っていたところだ」「ハハハ、やはりいつもの藤堂さんですね」ニヤリと笑みを浮かべる俺の顔を見て、部下がいつもの楽しげな表情を見せた。「そういえば、総帥不在の間は娘さんが代理人となるそうですよ」「ほう」総帥の娘か───パーティなどで見かけて少し話したな。退屈そうな顔をしながら、園田総帥の後をくっついて歩いてたので興味本位で話し掛けた記憶がある。確かまだ学生だったと聞いていたが…。まあいい───あの女が代理人ということならば、利用しない手はないだろう。ますます運が向いてきたな。「さて、後継者選抜に参加する為に、まずはその総帥代理人に 挨拶しにいこうか」部下を連れ、俺は部屋を後にした───。 もっとみる 特集: つるみく特集
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淫行客船渦潮 奈落のクルーズ 普及版【hobe_0500】

【───日本から世界の港へ。海の上の豪華パノラマパーク!お手ごろな価格で、とっておきの上質な船旅を楽しみませんか?】海外の大手クルーズ会社を吸収合併した日本の新設クルーズ企業、【スクルズ・シー・ライン】───通称、SSL。所有する豪華客船【渦潮】はレストラン及びバー、ラウンジ、プール、フィットネスクラブ、スパ、美容室、ショップ、劇場、カジノ、医務室などの一般的な客船設備が最新鋭の技術で充実しており、潜水機能まで備わっていて、社外秘の特殊な技術により燃料効率が大幅に改善された【動くリゾート島】と呼ばれる客船。基本的には日本船ではあるものの、そのコンセプトは『カテゴリーを越える船』。カジュアル船のような施設の充実さとプレミアム・ラグジュアリー船のような細やかなサービス、そして充実した言語スタッフによる幅広い乗客層の獲得。【今世紀最高の豪華客船】をキャッチコピーとしながらも、定期的なプレゼント企画で乗船チケットが庶民にも手が届く可能性があるとして注目を集めている。大々的なキャンペーンとともに処女航海を迎える【渦潮】。しかしこれは地獄の始まりである。今世紀最高の豪華客船はその名のごとく渦潮に獲物を引き込むように、今出港しようとしていた。 もっとみる 特集: つるみく特集
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逆王道 普及版【hobc_0557】

【学園牧場化計画】───。一見何の変哲もない、多少富裕層の子息・息女が多い印象がある程度のこの学園に入学した時は、まさか水面下でそんな物騒な計画が進んでいるとは夢にも思っていなかった。牧場と聞くとのどかなイメージではあるが、この計画においてはその限りではない。なぜなら、わざわざ学園を牧場に仕立て上げてまでそこで飼育しようとしている家畜は、学生そのもの── もっと厳密に言えば、女子学生に他ならないのだから。俺、野崎龍司 (のざき りゅうじ) が自身の出生の秘密と共にその計画を知ったのは、ほんのつい最近のことだった。ずっと 【死んだ】 と聞かされてきた父親が実は生きていたと母親に教えられた時は、正直 「ああ、やっぱりそうなのか」 とさほど驚きもしなかった。しかしその父親が学園の経営を支える財団の長であり、その上この非合法な計画を推進する裏社会の住人であると知った瞬間、驚愕せずにはいられなかった。なぜここにきて急に父親の存在を明かし、そんなことを俺に教えたのか──。──その答えは、俺が父親の跡継ぎ候補として選ばれてしまったからだ。初めて知った己の父親は無類の女好きで、俺の母親以外にも何人もの女と関係を持ち、中には子を成した女も複数いるようだった。そんな中でも、どういうわけか俺は特別親父の目に留まってしまったらしい。結果、俺は突然自身の隠されてきた素性を知らされ、挙句 「学園に在籍しているならちょうどいい」 と、この 【学園牧場化計画】 の推進を一任されてしまった。突如一変してしまった俺の日常、学園生活。しかしその血統ゆえか──暗転する世界観の中で、俺は不思議と破壊的な衝動に駆られ、独特の高揚感にその身が包まれていくのを感じていた──。 もっとみる 特集: つるみく特集
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HOTOTOGISU 〜ULTRA PATRIOT〜【hobc_0515】

女と権力でこの国を変えてやる!お求めやすい価格となってHOTOTOGISUが再登場!追加ヒロインの新たな凌●劇を活目せよ!「お待たせしました――遅くなってすみません」2年ぶりに出所した俺を、我が有能なる片腕はそんな面白くもない言葉で出迎えた。「フン――相変わらずで何よりだ」肩を竦めて答えつつも車に乗り込む。元総理大臣である親父が他界してから、俺の人生は一変した。実父殺害の容疑で逮捕され、挙句まったく身に覚えのない罪を次から次へと被せられ、気づけば雪だるま式に罪状が増えていた。何回死刑になれば償えるのかもわからないほどだ。身に覚えのある罪はいくらでもあるが、発覚したものなど一つもない。――つまり、濡れ衣である。ちなみに当然ながら、俺は親父を殺していない。すべては現総理大臣・高井田幸造率いる『民権党』の陰謀である。こうして無事釈放されたのは、我が有能なる片腕の働きのおかげというわけだ。もっとも、無条件で自由というわけでもない。当面の間は高井田の息のかかった当局の捜査員の監視下におかれ、親父の地盤を引き継いで政界へ進出したり、取引内容を暴露したりしないよう約束させられている。妹を実質人質に取ってまでという念の入りようである。元総理大臣の息子である俺に許された生き方は、資産を食い潰しながらの細々とした生活だった。無論、そんな退屈で窮屈な人生にこの身を捧げるつもりはない。何よりこのまま連中の好きにさせていたら、ただでさえ利権と汚職に塗れて傾いているこの国は、知らない間に隣国のエサと成り果てるだろう。俺は親父とは、決して良好な間柄ではなかった。だが、その愛国心と鉄のような信念だけは少なからず尊敬していた。親父のためなどとは言わないが――俺とてこのまま連中の好きにさせておくのは面白くない。ここからは、俺のターンだ――。「まずは何から手をつけますか?」「そうだな――まずは、死ぬところから始めようか」 もっとみる 特集: つるみく特集
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鉄と裸 −Fairies Falldown−【hobe_0405】

聖王国とかつて盟約を交わしていた【蜃気楼の森】のエルフの集落が陥落。女王がアシュレイの手に落ちたという報告を受けた妖精界の古代種族──ハイエルフの民は、長らく遠ざかっていた人間界の激変を確かめるために、一人のハイエルフに蜜命を与えられた。かつて女王と交流を持った事がある彼女は、百年ぶり、二度目の人間界への来訪に緊張を隠せないものの、女王が心配で始めて人間との接触を試みる。しかしこれは最初からアシュレイの仕組んだ罠だった───。 特集: つるみく特集