天使っ娘

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スカイコード【views_0840】

”希死念慮”――。「この世界から、僕の存在が消えてなくなればいいのに」都内に住む男子学生・『宵宮梯子≪よみやはしご≫』は、学校の花壇に横たわり青空を仰ぎながら、そう願った。耳に突き刺さる蝉の声も、身を焦がす熱い陽射しも。学生たちの喧噪さえ、遠く聞こえた。青く、蒼く、碧≪あお≫に惹かれる――静かな、時間だった。それから1年が経ち、以来不登校になっていた梯子は思い立って家出を決行する。あの日失った、自分の中の何かを取り戻したくて。辿り着いたのは、都内に佇≪たたず≫む巨大な廃墟群。誰にも知られず、縛られず、後も先も考えずにただ毎日を過ごそうと思っていた――のだが。屋上から見る夜空。月に掛けた梯≪はしご≫のように伸びた鉄塔に、一人の少女が座っていた。『天使』――そう名乗った彼女の背中には、やせ細った翼が生えていた。半分だけの、翼。「手伝ってほしいの。私の失くした、羽根探し」星に願うように、月に愛を誓うように。彼女は、祈るように天≪そら≫に手を伸ばす。人を救うはずの天使を、救う手伝いをすることになった梯子。そのために渡された1枚の羽根は、彼に特別な力を与えた。浮足立って一歩踏み外さなければ出逢わなかった相手と、不思議な羽根を探すことになるとは思いもしなかった。なんて、物語≪フィクション≫じみた物語≪エピソード≫。2人の奇妙な共同生活≪はねさがし≫は、宵の訪れと共に始まった。 もっとみる
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僕が天使になった理由【kgf_0010】

山と海に囲まれた異国情緒豊かな港町、伊乃郷市。山頂の教会が見守るこの街で、少年と少女は出会った。少年の名は桐ノ小島巴。恋も幸せも信じず、孤独を貫く少年。少女の名はアイネ。愛を唄い、幸せをもたらす為に生れた……天使。桐ノ小島巴の人生は、他人の目にはおそらくとてもつまらないものに見えていただろう。友達は作らない、彼女なんてもちろんいない。趣味らしい趣味もない。寝て起きて登校して帰って寝る。ただただ平凡なルーチンを繰り返すだけの日々。そんな彼の平穏な生活は天使の登場によって終りを告げた。「天使」。人々の恋の護り手。「赤い糸」を紡ぎ、奏でる者。目の前を通り過ぎていく「恋」という現象に込められた様々な思い、そして様々な幸せの形。それは、幸せというものの本当の意味を探す旅。そしてその果てに、彼は歩み続けた理由を見つけ出す。 ▼もっとみる
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恋愛、はじめまして【has_0150】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━手に取って楽しめるパッケージ版はこちら━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★☆★豪華版特典あり★☆★FANZAGAMES限定システムボイス集がついてくる!━━・‥…━━・‥…━━・‥…━━・‥…━━・‥…【あらすじ】このまま、何事もなく学生生活が終わるんだろうなと、思っていた。意味もなく一番に教室に着いて、ぼんやりと授業を聞き流し、放課後は早く帰宅することを生き甲斐に、誰とも話すことなく一日を終える。なにか起これ〜と、天に願ってみることはあれど、俺の青春はとっくに終わっていたのだ。「私はきらりんハッピー天使ちゃん! 幸せで溢れる世の中にしたいの!」そんな俺の元に、ものすごく胡散臭い天使が桜の花びらと共に舞い降りた。「君が本当に天使なら、俺を幸せにしてくれ」「なにそれプロポーズ? 自分から幸せになろうとしない人間は救えないよ、さすがの私でも」「幸せって……なんだろうな」「それはほら、やっぱ恋じゃね?」「恋、か」誰かを好きになったことも、なられたこともない。そんな俺に、恋ができたのなら。確かにハッピーな青春が今からでも送れるのかもしれない。「さあこの天使ちゃんが祝福してあげよう、君が主人公になれるその日までね」どうやらこれは俺が“主人公”になるまでの、物語────らしい。 ▼もっとみる 特集: HOOKSOFT/SMEE/ASa Project特集